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スタッフ&キャスト別データ

カルロ・ランバルディ Carlo Rambaldi

  解  説■1925年、イタリア生まれ。
アカデミー賞を3度受賞している特殊効果・造型作家で、本職は画家・彫刻家。
アンディ・ウォーホル製作のフランケンシュタイン『悪魔のはらわた』とドラキュラ『処女の生血』で注目され、ディノ・デ・ラウレンティス製作の大作『キングコング』でアカデミー特別功労賞(視覚効果)を受賞し、一躍有名となった。
その後クリーチャー製作の第一人者として『未知との遭遇』『エイリアン』(アカデミー視覚効果賞受賞)『E.T.』(アカデミー賞、全米SF&ファンタジー・ホラー映画協会賞、BAFTAアワードで最優秀特殊効果賞受賞)と、有名宇宙人を次々と手がけた。
エイリアン』ではヘッド部の二重顎のメカニズムを組み込んだ。
E.T.』ではデザインも担当したが、アインシュタインの目とドナルドダックのお尻という注文を出したのは監督のスピルバーグだった。
キングコング2』では残念ながらラジー賞で最悪視覚効果賞を受賞してしまった。
製作総指揮を務めたアクション映画『DECOY/密猟地帯』の監督ヴィットリオはカルロの息子。
 
作  品■『豪勇ペルシウス大反撃』(1963: special effects)
『The Frightened Woman』(1969: special effects)
『A Lizard in a Woman's Skin』(1971: special effects)
『Frankenstein 80』(1972: makeup effects)
『悪魔のはらわた』(1974: special effects)
『処女の生血』(1974: special effects)
『White Fang to the Rescue』(1974: optical effects)
『サスペリアPART2』(1975: special effects)
『La Mazurka del barone, della santa e del fico fiorone』(1975: special effects)
『キングコング』(1976: special effects)
『未知との遭遇』(1977: realization of 'extraterrestrial')
『エイリアン』(1979: alien head effects)
『吸血こうもり/ナイトウィング』(1979: Mecahnical Effects/Rabid Bats Design)
『ポゼッション』(1981: special effects)
『キラーハンド』(1981: special effects)
『E.T.』(1982: E.T. creator)
『キングオブデストロイヤー/コナンPART2』(1984: creature designer)
『砂の惑星』(1984: creature special effects)
『スティーブン・キングのキャッツ・アイ』(1985: creatures)
『死霊の牙』(1985: werewolf suit creator)
『キングコング2』(1986: special effects)
『ザンゴリラ』(1988: special effects)
『キャメロン』(1989: creature effects)
『REX 恐竜物語』(1993: dinosaur creator)
『DECOY/密猟地帯』(1995: executive producer, visual effects supervisor, exotic weapons designer)


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