ジャスピオン 巨獣特捜ジャスピオン

1985年3月15日〜1986年3月24日
テレビ朝日系毎週金曜日夜7:30〜8:00(中盤から月曜日7:00〜7:30に変更)放映

「宇宙刑事シリーズ」をよりスケールアップすべく巨大怪獣「巨獣」を仇役に配し、新機軸に挑んだ意欲作。

銀河の孤児ジャスピオンはエジンの星で野生児として巨獣と共に育った。しかし、悪の化身サタンゴースが全銀河支配を目論んで巨獣を狂暴化し、これを操って各惑星の侵略を始めた。ジャスピオンはエジンに与えられたメタルテックスーツや戦闘巨人に変型する巨大母艦ダイレオンを駆使して、各惑星で巨獣との戦いを繰り広げる。やがて太陽系第3惑星地球に到着したジャスピオンは、サタンゴースの息子マッドギャランが、この星に巨獣帝国を築こうとしている事を知る。ジャスピオンはパートナーのアンドロイド・アンリと共にマッドギャランが送り込む宇宙の刺客たちと苛烈な戦いを繰り広げるのだ。

「JAC最後の新人」と呼ばれた黒崎輝がジャスピオンを活き活きと演じた。
渡洋史はジャスピオンに協力する謎の青年「ブーメラン」(武器にブーメランを使う為、こう呼ばれる。)を演じた。
伊賀電とは打って変わり、影のあるキャラクターを好演した。
マッドギャラン軍団に殺された兄の復習を誓うインターポール捜査官であったという素性が明らかになるが、ついに本名は明かされなかった。
少ない登場話(7話)ながら、数多い個性の強いゲストキャラクターの中でも印象に残るバイプレイヤーとなった。

(c)ワタリヒロシ公式サイト製作委員会/(c)東映